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2010年10月24日 (日)

締約国会議の進行

 月曜日から始まった締約国会議は予定の議題は一通りの議論を終え、週の後半からは前回の議論の結果修正された部分を確認して採択する段階でした。意見が割れた議題は、コンタクトグループやフレンズ・オブ・チェアと呼ばれる小委員会が設けられ、週末も議論が続けられました。

 1回目の議論のときは、多くの国がそれぞれの立場や意見を主張するので、議論を聞いていると問題の本質が浮かび上がってきました。でも2回目からは、ある国のなおこだわりたい部分や文法的な修正の議論になってきます。

 たとえば山岳の生物多様性の議論のとき、中国は大型捕食動物と人間とのあつれきについて締約国間で協力して地域の戦略をつくることが書かれたパラグラフは、ほかのパラグラフで対応できるので削除するよう意見を言ったのに削除されていないと発言していました。
 これに対しカナダは国内では大型捕食動物と人間のあつれきが問題になっているので、削除すべきではないと発言。コスタリカ、ホンジュラスもカナダを支持しました。

そこで議長は議事を中断し、その場で中国、カナダ、コスタリカ、ホンジュラスの4カ国でインフォーマルな話し合いをしました(写真)。

20101022

 その結果、中国が主張したパラグラフの削除は行い、その代わりに次のパラグラフで大型捕食動物とのあつれきについての文を加えることで、決着がつきました。

 会議の予定表( http://www.cop10.go.jp/schedule/ )はあっても、そのとおりには進行していません。会場外の展示ブースの店番の交代や、サイドイベントに参加している間に議事が進んでしまったり。スタッフの少ない団体はどこも苦労をしているようです。

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