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2010年3月24日 (水)

ワシントン条約:サメな一日

おはようございます!委員会が始まりました。フカヒレ需要の高いサメどうなるか?

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パラオと米国提案がハンマーヘッドシャーク含む5種の附属書Ⅱの提案内容を米国が読み上げています。パラオも引き続き提案。サメは海洋生態系の指標になる生き物。個体数減少を主張。ハンマーヘッドシャークは香港に輸出されています年間、約5-9万トン。セネガルがICCATなどでの管理を示唆。ニュージーランドは個体数減少を強調し、提案支持。

次は日本。日本は、個体数減少を認めつつ資源管理の問題で取引の問題ではないと、セネガルを支持。問題は密漁。前例を出して、附属書にすると闇取引も増える。マグロも含めて、途上国のキャパビルも向上させ、漁業資源管理の法令遵守に務める。やっと終わった。長い!オーストラリア、ブラジル、EU代表してスペインも支持の発言。アルゼンチン、クロアチアの発言のあと、日本がアジアなどにも発言させろと議長に要求。キューバは、ヒレだけではなく、他のきちんと使っていると。モナコは附属書Ⅱにすることを支持。

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中国発言。混獲の問題も指摘、これまた長い!発言の長さだけでどれだけこの問題に関心あるのか感じますね。中国10分以上は話してたと思う。カタール、コロンビア提案に支持。FAOが個体数が減少しているが、海域にもよる。まだ証拠としては不十分。 混獲の問題も言及。IUCNはハンマーヘッドシャークは絶滅危惧種であることを強調。

リビア代表団が秘密投票するなといい始める。議題になったのは、二種取り除かれたので、アカシュモクザメ、ヒラシュモクザメ、シロシュモクザの三種。賛成35.反対45.棄権14で否決されました。この二種というのは、類似種であげたが、識別になるようになるので取り除こうという話。委員会で否決されたが、本会議で3分の1の賛成があれば、再度本会議で明日以降投票になります。

となりのサメにも関わる産業界の人、昨日レストランでフカヒレ食べたらしい。

次に、Oceanic Whitetip Shark 和名、ヨゴレを附属書Ⅱにするか話し合われています。今回は、日本が秘密投票を希望。今回リビアは秘密投票に反対!結果、賛成75.反対41.棄権16で委員会で否決。

午後は、ネズミザメとアブラツノザメが附属書Ⅱになるのか話し合われます。まずはネズミザメについて。EU代表して、スペインが提案内容を読み上げます。アルゼンチン、ニュージーランドが発言。

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投票は30秒間。機械不具合でざわついてます!ワシントン条約の投票機械、なんか確かにちゃちい。カタール政府、ご飯を食べきれないほど用意せず機械にお金を!

ネズミザメの附属書Ⅱにする提案に対して賛成86 反対42で可決されました!大きな拍手が起きる。

最後の動物種、アブラツノザメの附属書Ⅱへの提案がEUを代表してスペインが読み上げています。今回議論される全てのサメは、パラオも提案国になってます。

サメに限れば、前回まででウバザメ、ホホジロザメ、ジンベイザメがワシントン条約附属書Ⅱになっています。ワシントン条約附属書Ⅰには、ウミチョウザメ、バルチックチョウザメ、シーラカンスが掲載されています。

アブラヅノザメの提案について、賛成60反対67棄権11で否決されました。会場からどよめきがもれる。

サメの種類によって、投票結果がこうも違うというのは、種によって背後に抱える問題が異なるからです。ネズミサメの場合でも今度のICCATで捕獲しないように決定されることがほぼ確実でそれ動きをうけてのことのようです。

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大西洋クロマグロもそうでしたが、今後は海洋生物がワシントン条約会議で話し合われる議題が多くなるのではと感じています。利用業界じゃない日本の団体はJWCSだけです。保護と利用をしっかりと考えながら、JWCSも海洋生物について取り組んでいきたいと思います。

明日はいよいよ本会議!何か起きるか!?

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