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2010年3月22日 (月)

ペットで人気のイグアナ・イモリ・カエルとアカサンゴ

ワシントン条約会議も休みがあけて、再開!7日目を迎えました。カタールでは金曜と土曜がお休み。日曜から仕事ってちょっと不思議な感じです。

さて、委員会は現地時間11時から。その前に地域委員会があり、アジア地域委員会に参加。アジア会議では動物委員会でどこが担当になるかなど事務的なことを決めていたようです。会議場は、エアコン効きすぎて、寒い!

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第一委員会開始。今、グアテマラからグアテマラスパイニーテイルドイグアナを附属書Ⅱにする提案がされています。国内で肉や卵の違法取引、欧米でのペット需要が脅威になっています。コスタリカ、エジプト、中国、米国、ブラジル、欧州代表してスペインがグアテマライグアナを附属書Ⅱにすることに賛成の発言。コンセンサスとれたとして投票はなし。

次は、ベイカーズスパイニーテイルイグアナについてホンジュラスが附属書Ⅱにするよう提案内容を読み上げています。南米のイグアナは欧米でペット需要が高いんですね。ホンジュラスはイグアナ3種を附属書Ⅱに提案。

ホンジュラス提案にグアテマラ、タンザニア、コスタリカ、エジプト、欧州代表としてスペインが次々と支持の発言。

ゾウの保存と象牙売買の会議に参加してます。象牙の大きさからオス、年齢の高いメスが狙われているという。DNA調査から密猟されるゾウの生息地を割り出せる。それにより犯罪組織もどこで動いているかわかる。科学のチカラ!ワシントン条約で合法的に輸出が認められると密猟が増加するという関係を研究者が示している。個体数が回復したというが、何年を基準にするか、その数字が正確か、これにより「回復」といえるかを大きく左右する。科学的データが国際取決に与える影響を実感。 日本人がマグロを始め漁業資源に敏感なように、この会議に参加してゾウにめぐるアフリカ諸国の利害関係を肌で感じます。アフリカ諸国の人、かなりあつくなって議論してます。やはり最近日本に中国経由で違法で入って来ているゾウからできる薬はオス、メスの性器だけを切り取って作られているものが含まれているようです。

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DNA調査で有名なWasser博士、MIKEに関わるダグラスハミルトン氏などと名刺交換し、質問などしていたらお昼食べる暇なく、午後の委員会が始まりました!ワシントン条約には、東京象牙美術工芸協同組合の方々も、初日から多数参加されています。利用推進、保全推進双方の意見に冷静に注目していくべし。

ホンジュラスとメキシコからアマガエル附属書Ⅱへの提案について。欧米へのペット需要が脅威に!タンザニア、グアテマラ、米国、南アフリカ、アイスランド、スーダンなどが提案を支持。

次はイランからのカイザーツエイモリを附属書Ⅰに提案内容がはなされています。日本でもネットで売られていますが、絶滅危惧種!日本を名指し!オーストラリア、カタール、米国、パキスタン次々に支持。

日本も発言、支持!EU代表してスペインも支持。今日は、ペット取引種が目立ちますね。採択。パラパラと拍手。

突然、Le Mondeの取材依頼が入り、席をはずす。戻ると、アカサンゴはじまってました。Le Monde取材内容は、日本政府の立場、マグロのロビー活動の方法。日本は基本的に提案に反対だから環境国でないのか、一般市民の反応は?サメなどの関心は?リビアについて何か?等など。

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アカサンゴは意見が割れ、投票に。米国のアカサンゴ附属書Ⅱへの提案。賛成64反対59棄権10. 提案否決されました。パラパラと拍手がなる。イタリア、日本は世界的なアカサンゴ産地です。サンゴの利用先進国、日本はもちろん反対。 投票国の3分の2以上の賛成で採決。したがって賛成が多いように見えても否決である。

サメは明後日、象牙は明日です。会議終わりました。時間どおり終わるのは通訳の契約の問題があるようですよ。結構高額のようです。英語、フランス語、スペイン語、アラビア語。

明日はワシントン条約の代名詞とも言うべき「象牙」問題!引き続き頑張ります。

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