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2010年3月18日 (木)

いよいよ明日18日午後から大西洋クロマグロ

ワシントン条約会議も5日目を迎えました。
すこしずつ動きもあわただしくなってきた感じです。

親密そうな立ち話姿もあちこちで。マグロや象牙などヘビーな議題が近づくにつれ、根まわしもさらに活発化。地球環境保全も外交カード。

午前、第一委員会では、定期的な附属書の見直し、附属書Ⅰ・Ⅱの掲載基準や修正提案の後、10種の植物について議論。

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一方、第二委員会の方では、今までのワシントン条約で行なわれた決定の見直しについてなど。

鯨類の条項、Decision14.81についてブラジルが話が長くて議長にマイクを強制終了される一幕も。
中国、ノルウェー、アイスランドが提案に賛成し発言した「国際捕鯨委員会のモラトリアムの間はいかなる鯨類についてワシントン条約でレビューすべきでない」という提案を取り消さないことが決定。第二委員会では今回はじめての投票。

会場ロビーでは、日本のメディアが盛んにアフリカ諸国へ取材中。国の数が多いので、アフリカ地域各国が、マグロや象牙でどう動くのか?重要ポイント!?おそらく、その票読み取材かなと思われます。

午前の最後にSSN(種の保存ネットワーク)はホッキョクグマの附属書Ⅰへ掲載するためのロビー活動最後の詰め。

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ランチ後、サイドイベントに参加。野生生物犯罪に関する法執行支援のため、ワシントン条約事務局・インターポール・国連・世界銀行・税関が連合でプロジェクト展開中。

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午後の第一委員会は、午前に引き続き8種の植物種について。この中にはアロマオイルとして人気の高いブラジリアン・ローズウッドも含まれていました。

第二委員会のほうは、特に大きな動きもなく、午前に比べると出席者もまばらな感じです。法令順守や国内施行強化、海からの導入。
公海上では、海面からあがったと同時に「貿易」になるそうなんです。
たとえば、大西洋クロマグロが附属書Ⅰになれば、日本漁船ですら公海上で漁業ができなくなるとのこと。重要な問題ですね。

夕方は海洋関係の保護団体が主催のサメに関するレセプションがありました。サメの保護について、気持ちを込めて保護を訴えていた講演でしたね。このレセプションは、ガーデンラグーンというプールサイドで行われていて、スクリーンに映し出された海のサメのスライドショーが夜空の下で印象的でした。演出がうまいな。

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現地時間の明日の午後はいよいよ大西洋クロマグロについて議論がされます。かつお・まぐろ協会漁業協同組合の方お二人とも名刺交換していろいろ現状を教えて頂きました。実はクロマグロがワシントン条約で議論されるのは1992年の京都会議以降、3回目ということで、漁業者の方からしたら生活がかかっている分最後まで力が抜けない!とのこと。

水産庁の方を中心にして、日本メディアが日本政府団の様子を撮影していました。クロマグロについて日本は無記名投票を希望するみたいです。票固めも追い込みに入った政府団の絵、というところでしょうか。

現地時間明日の午後、日本時間では夕方8時ごろから議論が始まります。
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