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2008年4月 8日 (火)

密輸象牙が焼却処分に

4月4日、2006年に発覚した象牙密輸事件で押収された大量の象牙が、焼却処分になったと報道されました。ワシントン条約締約国会議の決議では焼却処分にすることになっています。報道では、「研究データが失われた」「どうしてももったいないと思ってしまう」とのコメントも紹介されています(asahi.comニュース 2008.4.4 より)。

 密輸品の商業目的での利用は一切許さず、最終的に焼却処分にするという政府の対応は極めて正当なものです。

 ただし、学術研究目的での研究機関への提供については、その象牙が学術研究以外の目的に流用されないことを厳しく条件付けることを前提としつつ、積極的に行うべきです。特に、当該研究目的が達成できるような試料の提供の仕方(サンプル数、試料サイズ・形態、試料の採取方法、各資料の分別・保管方法等)には十分な配慮が求められるでしょう。

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