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2007年6月13日 (水)

▼ アフリカゾウの附属書改正、審議状況(3) MIKE(ゾウ密猟監視システム)


◆ 6月12日、第Ⅰ委員会で行なわれたアフリカゾウの附属書改正に関する議論を詳しく報告。その3



MIKE(ゾウ密猟監視システム)


CITES事務局から、MIKE(ゾウ密猟監視システム)について、次の通り報告がありました。
MIKEでは、個体数のトレンド、密猟のトレンド、管理努力、CITESでの決定の影響などを監視するため、アフリカとアジアでそれらの情報が収集され、6月2日に開催された第55回常設委員会でアフリカで51箇所、アジアで20箇所のベースライン情報が整ったことが確認された。


2007年のIUCNの報告「アフリカゾウの状況レポート」によれば、アフリカでは40数%が、アジアでは20数%が監視の対象となっており、アフリカの中では中央アフリカがどこよりも密猟が激しいとされています。


これに対して、ケニアは、ベースライン情報がどのようなものかアフリカの生息国は理解していない、元データを提供しただけであり、事務局から説明がない、アフリカとアジアの生息国を集めた会議を開き、十分な説明を行うべきだと述べました。


タイは、事務局で資金を確保してもらい、東南アジアでのMIKEサブ地域会議を開催し、今後の進め方について議論したいと発言。


ドイツ(EU)は、資金の面で、将来的なMIKEの存続に懸念を示しました。


フランスが、MIKEアジア中のインドについて50,000ドルを緊急に出したものの、2007~2011年のための予算として400万ドルが必要であり、資金提供者を求めていると報告され、プロジェクトの将来に懸念が示されました。


ジンバブエは、MIKEは補完的なものであり、生息地での保護区管理や法執行を直接行うものだと指摘しました。



◆ 議論の詳細    (1)(2)(4)(5)(6)



(JWCS事務局長 坂元雅行)



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