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2007年6月13日 (水)

▼ アフリカゾウの附属書改正、審議状況(5) お昼休みに修正提案


◆ 6月12日、第Ⅰ委員会で行なわれたアフリカゾウの附属書改正に関する議論を詳しく報告。その5



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EU、南アフリカ、ナミビアそれぞれからの修正提案


昼休みの間に、EU、南アフリカ、ナミビアそれぞれからの修正提案が配布されました。生きた個体の輸出などについても微妙な違いがありますが、未加工象牙の輸出については次のとおりです。


<EU修正案>
・ ボツワナ70トン、ナミビア15トン、南アフリカ40トン、ジンバブエ15トンの政府在庫の輸出を一定の条件の下に認める。
・ 次の手続に従いながらCoP17まで未加工象牙の輸出を凍結する。
▼常設委員会は、事務局の補佐のもと、CoP16までに象牙取引承認のための意思決定手続を行う。
▼常設委員会は、MIKE、ETIS、「象牙流通管理行動計画」(アクションプラン)の履行状況に基づき、ゾウの状況、取引状況、違法取引の影響を包括的に評価する。
▼アフリカゾウ生息国は、法執行体制の強化、アクションプランの履行、能力開発等を続けること。
▼CITES事務局は、アクションプラン履行のためのアフリカゾウ基金を設置すること。


<南アフリカ修正案>
・ 未加工象牙の再開内容はEUと同じ。
・ 常設委員会が、CoP12で認められた象牙および上記象牙の輸出と、ゾウの密猟や違法取引との著しい因果関係を、MIKE及びETISの報告にもとづいて評価し、その結果にもとづいて年輸出枠付で継続的輸出を認めるという条件で、CoP16まで未加工象牙の輸出を凍結する。


<ナミビア修正案>
・ ボツワナのゾウについてのみの修正提案。
・ それ以外は南アフリカと同じ。

<ケニア修正案>
・ モラトリアム期間を12年間とする。そのほか、決議10.10、アクションプランの改正などを提案している。




◆ 議論の詳細    (1)(2)(3)(4)(6)



(JWCS事務局長 坂元雅行)




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