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2007年6月 4日 (月)

▼ CoP14、本会議がいよいよ開幕

        

◆ くくり罠製のゾウ(?!)は何を想う

6月3日、午後、会議場に行きました。会場のワールド・フォーラムは、昨日の常設委員会とは比較にならないほどの人にあふれていました。

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IFAW(国際動物福祉基金)という、アメリカに本部を置く非常に大きなNGOが会場前で面白い展示をしました。原寸大くらいのゾウの模型を置いたのですが、それがケニアの国立公園で回収した、金属性くくりわなで作られているのです。

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6月2日、60トン象牙の日本への輸出が解禁されてしまいましたが、それにとどまらず、CoP14に新たに提案されている象牙取引解禁について、今週中にも議論されます。この模型のゾウはどんな思いで会議を見守るのでしょうか。

     

◆ CoP14開幕

午後3時から開会式が始まりました。オランダの環境大臣(本当は省の名前は大変長いのですが)のスピーチに始まり、ミニコンサートをはさみながら、お歴々が挨拶しました。

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その中でCITES事務局長は、「野生生物に悪影響のない取引の推進と保全のために」と言っていました。
「有害でない取引(non-detrimental trade)の推進」は最近使われるようになった新しい言い方です。
前回の会議では「持続可能な取引(sustainable trade)」と言っていました。

「有害でない取引」というのは問題のない言葉のように聞こえますが、そこで意図されているのは、地域コミュニティーや保全費用を生み出す取引は、取引される野生生物にとって「有害でない」とみなす、ということです。
つまり、持続可能な取引と同じことなのですが、わざわざこのような表現に変えたことにはもっと深い意図があります。この点は、またの機会にふれましょう。

明日から、いよいよ議題の審議が行われることになります。

         

(JWCS事務局長 坂元雅行)

             

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▼ アジアのNGO仲間、オランダに集結

         

◆ Asian Conservation Alliance (ACA)は、野生生物取引の問題に取り組むアジアのNGOのネットワークです。
SSN(世界のNGOのネットワーク)のメンバーと重なっていますが、アジアの観点を大事にするネットワークとして1994年に創立され、2003年に新たな装いで組織されました.

わたしたち JWCSが事務局となり、坂元が議長を務めています。
今回の会議には、インドのWTIからミリンドさん、
インドネシアのProFauna Indonesiaのイワヤンさん、
シンガポールのACRESからチャーリンさんが、ACAのオブザーバーとして今回のCITESに参加登録しました。

     

◆ 6月3日、CoP14開幕で顔合わせをすると、バリ島のウミガメの違法取引はどうなった?とか、新しくシンガポールにできたレスキューセンターの運営はうまくいっている?とか、話題は尽きません。

イワヤンさんとの雑談で、例の津波があったときに、ウミガメの行動から異変を察知してかなり難を逃れた村があり、その後ウミガメを熱心に保全するようになったという面白い話も聞きました。

    

(JWCS事務局長 坂元雅行)

       

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